旧古河庭園

 

旧古河庭園のガイドさんツアーに参加しました。

六義園と縁結びチケットがあり、割と近くなので併せて行かれると少しお得です。

洋館の前のバラ園

 

南北線西ヶ原駅から歩いて向かっている途中にあった、とても雰囲気のよい和菓子屋さん「つるをか」で、おいなりさんと豆大福を買っていきました。

「つるをか」さんのおいなりさん、あげの味が私の好みでした!おいしいです!!!

 

旧古河庭園はなんといっても洋館の前のフランス式庭園のバラ園がとても有名なのですが、私が行った日は少し早くて満開とはいきませんでした。

洋館の外壁は真鶴産の赤味をおびた新小松石で仕上げられているということです。色がすごくいいです。洋館の1階からはバラ園が、2階からは、日本庭園がみえるように設計されています。洋館の1階は洋式の部屋なのですが、2階は廊下は扉がありますが、扉をあけると畳のお部屋です。ちゃんとあわせているのですね。

洋館と洋風庭園の設計者はジョサイア・コンドル旧岩崎邸庭園で教わった英国人建築家です。確かに、作りというか醸し出す雰囲気は、旧岩崎邸と似ています。

 

 

万葉

黒真珠

白木香

 

日本庭園は、京都の庭師、小川治兵衛の作。

くずれそうでくずれない崩れ石積み

枯滝のごろた石の使い方

黒墨石積み 富士山の溶岩

雪見灯籠と州浜と飛石


 

稲井石の橋は1本ではなく、わざと2本にずらして

渓谷 石使い

崩れ石積み

たくさんの灯籠があります。ひとつひとつ、形や彫りが違います。



十五層塔

唐獅子ぼたん 12干支がいます

大滝 

 

 これだけの面積に、いろいろな要素をバランスよく配置し、石積み、灯籠、モミジやマツ、スダジイの樹木を植え、石を集め、大変な作業ですね。

洋館は洋館でイギリス式のレンガ積みの技があるのですが、日本庭園は自然を模した石の崩しや積み方であったり、枯山水であったり、また全然異なる技が面白いですね。

 

本日もガイドさんには、ガイドブックにはのっていないお話をたくさん聞かせていただきました。単純に見て回るのと、意味を知って、庭師や建築家の思いを教えてもらうど、細かなこだわりを知って楽しいです。

 

国指定名勝とのことですが、自然災害に負けずに残っていくといいなと思いました。